留学の裏側 -初日-
よく恋愛ドラマや漫画を見ていると
女「この前気になる彼にゴハン誘われてー、流れで付き合うことになった♡」
というようなことを友人達と話すシーンがあったりする(ちょっと何言ってるかわかんないという人はスルーの方向でお願いします)。
これを見ているといつも
「え、流れってなに!?!?ゴハンというのは昼食を指すのか夕食を指すのか、それによってその後の『流れ』は大分変わるものじゃない!?そもそもその気になる彼がその子を食事に誘うまでに、すでになにか良い気配が漂っている前提での告白ではないのかそれは、それとも「気になるオーラ」は一切放たないままその彼は彼女をロックオンし、食事に誘い、なんと告白までたどり着いたあわあわ...(思考停止)」
というように、その事実の間に起こったであろう様々な「裏側の」出来事のほうが気になってしまうのです。
事実として彼女は以前から気になっていた彼とのデートにこぎ着け、さらにお付き合いをすることになった。
でも、例えばその前から「あなたのこと気になっています」というようなメッセージを送っていたのではないだろうか。彼とのデート中、どんなことを話して食事を終えたのか。お付き合いが決まった直後のお互いの表情は?帰りはやっぱり手とか繋いじゃうよね??
等々、妄想は膨らむばかり。
要するに何が言いたいのかというと、すべての出来事にはその裏側というものがあり、
わたしはことさらにそれが気になってしまうのです。
留学もまたしかり。
よく留学体験記などを見ていると
「初めは英語が話せなくてとまどいましたが、途中からは友達もたくさんできて、最後には英語ができるようになり、試験も無事に合格してとっても楽しい留学になりました☆」とか
「来たときはホストファミリーの話していることがわからなかったけど、だんだんわかるようになって自分の成長を感じられました☆」とか
うおーーーい!!ちょっと待って!!!
英語できないとこからの友達作りの経緯、飛びすぎじゃない!?というかどのレベルから「英語できない→英語できる」に昇格なのかわからないしそこんとこ詳しく聞かせて!!!!!会話もできないのに、どうやって友達作ったんだーい・・・
などなど、勝手にその間の経緯を妄想しては???と疑問だらけで終わることが常だったのである。
そこで!!
今回は、留学初日、空港に降り立ったその瞬間からの焦り、戸惑い、気づき等、記憶の許すかぎり詳細なやりとりとともに、わたしの留学について書いていきたいと思います!!
「ゆーて留学する人ってもともとある程度話せるんでしょ?」
「留学行くくらいだからコミュ力で色んな人にジェスチャーとかで聞きまくってどうにかできそう(出川〇朗のイメージ)」
と思っている人達にお伝えしたい。
「コミュ力もなく英語力もないぽんこつは留学初日をどのように乗り切ったか」
さぁお時間の許すかぎり、見ていってね。
(つづく)